第2のタピオカを予測するには?
マクドナルドの場合も、提供しているのは、ハンバーガーでも食事でもなく
「不健康かもしれないけどガブッと喰らう何とも言えない気持ちよさと背徳感」
だとすれば、
「それだったらサラダは違うよね」となったのかもしれません。
タピオカやハットクは流行ったのは、
YouTuberが●●万回再生される動画を作成したからではありません。
メディアに××回取り上げられたからでもありません。
少し方向を間違えると、
「よーし!次に弊社が打ち出す商品の営業KPIはTwitterでX万回言及され、アドを○○パーセント回帰させて、YouTubeで××万回イイね押されることだ!」
というとんちんかんなマーケティング目標を立てることになるわけです。
※こういうことを理解していないと、延々とゴールの見えない数字を追いかけ続けることになり、どんどん疲弊します。
デジタルマーケティングで失敗したり、ブラック労働になる要因の一つでもあるように感じます。
数字だけで第二のタピオカ的なものが発掘できるなら、
日本経済は今よりもっと元気でしょう!!!
インサイトを探るには顧客が感じる価値について正しく理解しておくことが大事だと思います。
参考までに、以下のような本や記事もお勧めします。
①「欲しい」の本質 人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方 (宣伝会議)
②センスメイキング――本当に重要なものを見極める力
③https://japan.zdnet.com/article/35044641/2/