TOBBYの日記

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教養とは何か?「日本再興戦略」を読んでまとめてみました

教養とはなにか?

高い教養レベルの人は何が違うのでしょうか?知識が豊富なのでしょうか?博識な人だからでしょうか?そうであれば、教育機関で働く人間は自ずと教養のレベルが高いということになりますが、教養と知識は別物なのかなー?

落合さんの「日本再興戦略」を読んでいてい思ったこと書いてみました♪

教養と知識力の違い

まず、教養と知識を別物だということ!知識と教養の違いは、そのアウトプットの仕方(引き出し方)の違いに現れると思います。

知識とは情報Aをインプットしたら、そのまま情報Aとして出てくることです。
Aという答えが必要な時に、そのままAとして引き出す力。それが知識です。

一方教養とは、問題Aに対してBやCの事例の本質と照らし合わせながら、答えを導くプロセスです

どちらも情報・知識が必要ですが、引き出し方に大きな違いがあるのではないでしょうか

例えば落合陽一の考え方を見てみましょう。落合さんは著書『日本再興戦略』の中で、日本が近代化できた理由を「均質な教育」「住宅ローン」「政府主導のインフラ戦略」として取り上げています。

彼の思考回路は、日本が直面するAやBやC(...)という課題に対して、そのまま解決事例を挙げて取り入れるべきと主張するのではなく、「日本が成長できた豊かさの本質」「日本がいま直面している課題の原因」を抽象化して導き出しています。

普通の人間が普通に思考してても追いつけないけど(笑)
習慣づけてみたいと思います!