人事として円滑な人間関係を築くために大事にしてきた3つのこと
以前、人の本音を引き出すポイントについて人事の経験をもとに記事を書きました。
今回は2年間の人事キャリアを通じて、これまで大事にしてきてよかったことや、社外の方々と交流する中で気づいたことをシェアします!
目の前の人と仲良くなることだったり、“相手のことを深く理解する”というシーンなら多く当てはまるのではないかなと思います☆
会社のメンバーとの付き合い方など、みなさんのシチュエーションに当てはめて読んでみてください!
#1相手を無条件に受け入れること
自分と相手の価値観が違ったとしても、まずは徹底的に”聞ききる”ことを意識してきました。
自分の中にある意見と相手の意見が食い違った時に、どうしても即座に「それは・・・」と相手の会話をシャットアウトしてしまったり、無意識にさえぎってしまう時期もありました。
”相手の話を最後まで聞ききる”ことは精神的にも体力的にも負荷がかかりますが、習慣として続けていくと人の意見を聞くのが楽しくなってきました!
#2感情をコントロールすること
相手の意見を聞ききることや、意識して理解に努めることは感情的にもキツイと感じる時期もありました。
そういう時は”なぜこの人はそのように考えるのだろうか?僕には無い視点を持っているのではないか?”と捉え、話を整理するようにしました。
会話の中で整理ができればベストですが、最初のうちはメモに残して後から見直したり、自分よりも経験の幅が広い人に相談して助言を貰うようにしました。
実際に相手の意見を受け入れるメンタルの体制が出来上がると、話している相手はもちろん自分自身も楽しく会話できるようになります!
#3相手のことを徹底的に知る
ややマニアックなように聞こえますが、”話している人のドキュメンタリー番組を作成するような気持ち”で話を聞くようにしています!
仕事柄、様々なビジネスマンのお話を伺ったりするのですが、実際にビジネスで大きな成果を上げている経営者の方々や、話を聞くのが上手な人はみなこのことを大事にされていました。
具体的には
・家族構成
・仕事(職業観)
・趣味
・物事の判断基準
・将来の目標
など、会話の中でその人の特徴を構成する要素は全てメモして、徹底的に相手の理解に努めるよう努力してきました。
そうすると、相手の意見や思考の癖を理解することができ、より相手に寄り添った会話ができるような感覚が生まれてきます!
コミュニケーション力は奥が深いですが、トレーニングによって鍛えられると考えています。
是非、皆さんも仕事をする上で意識してみてください!