ダイソンのマーケティングから学ぶインサイト
●ダイソンのマーケティングから学ぶ♪
数字だけのデータドリブンも、そろそろ限界なのでは?と、
ネットマーケティング界も次のフェーズへのと移行することが求められているわけですが、
確かに、数字は改善に最も見えやすい表現です。誰が見ても同じだから。
「掃除機の改善」のために吸引力向上を目的にするなら、
機体の内部のモーターの回転率をいかにして上げていくのか?を考えれば良い。
技術的なアプローチで課題解決をすればいいわけです。
だから技術にたくさん投資すればいいし、日本の製造業はそうやって世界市場に勝ってきました。
また、「洗濯洗剤の汚れ落ち向上」を目的にするなら、ワンプッシュで汚れ落ち面積をいかにして広げるか?
いかに早く汚れをふき取るのか?を考えれば良い。
しかし、ある日突然に「吸引力は変わらない」プロモーションにより「吸引力の向上は大事では無い」
と消費者は気づくわけです。大変高価な商品にも関わらず、世界的に売れていくわけです。
日本の技術力が補おうとしてこなかった領域なので、完全にプロモーション勝ちです★
「あなたの臭いは本当に大丈夫?脱スメハラ対策!」プロモーションにより、
「汚れ落ちより臭い対策」と消費者に認識されるようになります。
インサイトを探るには顧客が感じる価値について正しく理解しておくことが大事だと思います。
参考までに、以下のような本や記事もお勧めします。
①「欲しい」の本質 人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方 (宣伝会議)
②センスメイキング――本当に重要なものを見極める力
③https://japan.zdnet.com/article/35044641/2/
色々勉強していくと人の深層心理は本当に深いなと感じます!!!
日々勉強しながらより世の中に喜ばれる価値を見つけていきたいですね(^^)/