マーケティングについて☆その①
某代理店の研修で学んだことをまとめてアウトプットします♪♪♪
マーケティングの誕生
マーケティングとはもともとアメリカで発展して概念でした。新自由主義の潮流の中で発展した体系的な商品の付加価値を上げるための手法として発展してきたマーケティングは、新自由主義の3つの原則「市場参入離脱の自由」「価格設定の自由」「商品開発の自由」の中で勝ち抜くための戦略でした。それゆえマーケティングにはカタカナ用語が多いのも仕方ありません。
日本企業のマーケティング力が弱いのは何故か
日本においてマーケティングの概念が流入し始めたのは戦後経済と言われています。しかし現在もなお日本企業にはマーケティングの概念が定着しておらず、マーケティング志向が弱い企業が多いと言われています。
その大きな原因は、アメリカの新自由主義において生じたような生き残り競争は、日本では起きなかったからです。日本の経済は戦後から右肩上がりに成長してきました。また、国の規制が強い領域が多かったため、企業内で独自にマーケティングに取り組む姿勢が発展しなかったのです。それゆえ、現在の日本企業の多くは海外の商品やサービスに後れを取り、ついには追い抜かされていくような状況が生まれてしまったのです。
代りに日本で発展したのは「技術志向」。つまり、技術力を高め商品・サービスの質を追及することが戦略として定着しました。
しかし今なお日本の製造業が海外勢との競争で苦境に立たされており、更にインターネットなどを活用したサービスビジネスにおいては日本は太刀打ち出来ていません。
日本企業は技術力の高さ故に、マーケティング勝負ではなく技術力勝負の概念が強すぎます。