TOBBYの日記

#日常のインサイト

人事のぼやき☆その②

学生が勘違いしている3つのことについて!

 

採用担当は何で『ガクチカ』『自己PR』『志望動機』を聞くと思いますか?

 

長年、就職活動においてこうした質問が繰り返されているため、学生も ”そういうもんでしょ?” くらいにしか思ってないのがホンネだと思います。笑

 

だから学生は自己分析や面接対策に力をかけないですし、面接官が聞きたいこととはズレた回答が返ってくる。就活生は自信満々で望んでも、採用担当からすれば「まだまだだな」という場合がほとんどです。

 

学生は採用の本質を知らないのでしょう。世の中には「面接は1面接1笑いとるべし」「何度も説明会に行った方がいい」「企業研究した人が受かる」などというネット上の神話が生み出されるのは、何が本質的に大事なのか知らないからなのです。

 

ガクチカ』は自慢話ではない

  • 学生時代に自慢できる経験が特に無い
  • 留学やインターンに行くと有利

こうしたことを考えたり悩んでいる学生がなんと多いことか。共通しているのは、『すごいことを成し遂げていないと採用してもらえない』という思い込みでしょう。(※どうしてこういう発想に至るのかは、また改めて説明します。)

 

採用担当者は学生の自慢話を聞きたい訳ではありません。『君がどういうスタンスで頑張れるのか』が知りたいのです。

 

かみ砕いて説明すると、あなたがどういう人間で、何に対して関心を持ち、どういう思考と行動を繰り返すのかが知りたいわけです。

 

実際に仕事をするときに「ちゃんと頑張ってくれるか?」「成果を出せるか?」「タフな環境でも成長しようと努力できるか?」といった社会人に求められるスタンスを持っているか知りたいからです。

 

言い換えれば、『やる気スイッチ』がどこなのか知りたいのです。

そして、挫折したときにそのやる気スイッチを自分で押せるか?!なのです。

 

ガクチカを語る際は、「何をしたか」ではなく「どう考えて行動したのか」という内面の部分を重視してください。きっと面接官も「何でそれをやろうと思ったの?」「何が課題だと思った?」といった質問をしてくるはずです。