データデータデータ・・・データ崇拝主義を何とかしたい③
導き出された結論は、
「自己分析や面接対策など就活対策は、どの時期においても求められているということ」
「そのため、2ヶ月に1度のペースだと離脱者が増える」
・・・まあ、そうですよね(笑)
確かに大学3年生の4月~8月にかけては自己分析や業界理解、8月~10月にかけてESの提出や面接・GDの実施など、時期に応じて必要となる対策にはある程度傾向があります。
が、当たり前のことですが、人によってそのタイミングは異なります。
ある人は、自己分析や業界理解なんて言うのはとっくに終わっている人ということもあるし、まだまだ就活のこと何も知りませんっていう学生もいます。
また、会社によってもES免除だったり、グループディスカッションが重視されるなど、選考のフローは違うはずです。
さらに細かく粒度を絞ってみてゆくと、データがあらわしている「事実」と「真実」は違うことが分かりました。
この結論から想定するに、「学生は自分のタイミングに応じて必要な対策を取捨選択できるようにしたい」と考え、これまで時期に応じてサービスを定期配信していたのを撤廃し、希望者には全コンテンツをはじめから提供することにしました。
また、いつでも手元に用意できるようオンラインで閲覧できるようにしたことで、
ユーザーがほかの学生に拡散するという現象もみられ、利用者の増加とロイヤリティの確保という点においては両方の目的を達成することができました。
【続>>>マーケターとして得た2つの教訓】