物事を多面的に捉える力|MECE思考その②
2.要素分解の方法
例えばスターバックス1店舗の売り上げを要素分解してみましょう(^^)/
売上とはそもそも、何で構成されているでしょうか?実際に自分が足を運んでいる場面を想像してみましょう。自分が会計をする際、いくらのお金を落とすか、それは「単価」です。また、自分の前後には複数のお客さんがいて、同じように商品を購入しているでしょう。これが「客数」です!
つまり、
売上=客数×単価
となるわけです。こうして要素分解することで、議論の焦点が「客数」と「単価」という2つの側面に分かれて進めることが出来ます♪
売上を上げるための案をMECEで考えてみる
MECEに漏れがある例を紹介します!
売上を伸ばそうと考えた時に、「売上を構成する各要素」について考えた方が具体的なアイデアが出しやすくなります。
売上の要因を「顧客数」と「利用頻度」に分類したとしますね?
顧客数×利用頻度
そうすると「顧客数」と「利用頻度」を伸ばすことになりますが、この分類だと「漏れ」があります!!
「1回あたりの利用金額」です。
顧客数×利用頻度×利用金額
「顧客数」と「利用頻度」より「1回あたりの利用金額」を伸ばす方が、簡単かつ効果的な可能性があると考えられます!
でも、分類の仕方に漏れがあったがために「1回あたりの利用金額」をあげる施策について、ここでは考えないままになってしまう可能性も考えられます♪
検討した後で見送ることは問題ではありませんが、そもそも検討の対象に入らないというのは大きな問題です(#^^#)