データデータデータ・・・データ崇拝主義を何とかしたい①
デジタルマーケティング領域でデータを扱たりデータ分析に携わることが多いのですが、先日上司との間で面白い会話をしました。
「データ分析得意なんだよな!?うちのデータもたくさんあるから、なんか次の傾向分かるでしょ?
顧客が口には語らない何か、発掘してよ!!」
こういう言葉を聞くたびに冷や汗をかかされる(笑)
「まず要件からお伺いしていいでしょうか?そもそもデータ分析といいましても・・・」
と強靭なメンタルで言い返せればいいものの、人間そこまで強くなく、
ただただ「まあ、いろいろ見てみますね」と適当に答えてしまいましたwww
データを持っている、データを扱えるというだけで、何かとんでもない魔法を生み出す可能性を秘めていると勘違いされるのはよくあることです。
10年ほど前に「ビッグデータ」「AI」「IOT」という言葉が出始めたころ、
「データを集めれば最適な事業戦略ができる!」
「データを取得する接点を増やすべきだ!」
「AIで人の判断がなくても最適な解が導き出せる!」
的な発想が生まれ、今でも残っているような状態でしょう。
【続>>>そもそもデータは真実を語っているのか?】